タイトルにもある通り、ドル円相場の日足チャートにおいて、2円以上の長い下ひげロウソクが出来た場合、その後にその値段をつけると、短期的にかなりの値幅(5~6円程度)の上昇相場が出来ていました。
さらに、長期的には、その出来事を境に相場の流れができていたというものです。
まずは、記憶に新しいところで、昨年8月のチャイナショック時にできた下ひげロウソクです。
下図は、ドル円の2016年8月頃の日足チャートです。
2015/08/24 安値 116.082 終値 118.396
2016/01/21 安値 115.970
2016/01/29 高値 121.688
翌年1月に最安値を付けた後、短期的に5円60銭程度の上昇がありました。
そして、この上げ相場を境に、ドル円相場は長期下落トレンドへと進んでいくことになりました。
続いて、2013年6月にも2円程度の下ひげロウソクがありました。
下図は、2013年6月頃のドル円の日足チャートになります。
2013/06/07 安値 94.981 終値 97.492
2013/06/13 安値 93.786
2013/07/08 高値 101.532
翌週に安値をヒットし、最安値を更新した後は、短期上昇相場ができていました。
上げ幅は、6円55銭程度になっています。
そして、このときの最安値はいまだに一度も更新されずに現在に至ります。
そうです。
アベノミクス相場が始まりました。
ここまで来て、気になるのはやはり、今年6月に出来上がったロウソク足ですよね。
ブレグジット騒動で大きな下ひげ陰線ができました。
このときの安値(98.787)を再びつけに行くようなことが仮にあるとすれば、それはドル円相場に何かが起きるサインなのかもしれませんね…。
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