2016-06-04

トレード戦略 USDJPY

今回は、ドル円の来週の展望を考察しながら、トレード戦略を立ててみたいと思います。

昨日は米雇用統計が発表されて、ドル円相場は大きく下落することとなりました。


下図は、USDJPYの週足です。



今週の週足は、陰の大引け坊主というロウソク足でした。

ということは、普通に考えれば、来週の週足は陽線(*)ということになります。

*: あくまでも持論です(笑) 教科書では、相場の継続なので…


ところが、これを覆すようなパターンがありました。


下表は、ドル円の下降トレンドが始まってからの雇用統計前後の週足比較を行ったものです。


雇用統計  雇用統計  雇用統計  備考
発表日   週足    翌週足

2月5日   陰線    陰線    どちらも長大陰線(前振りが今月のパターンに似ているか?)
3月4日   陰線    陽線    どちらもほぼ実体のない十字線のため、誤差か
4月1日   陰線    陰線    陰の大引け坊主からの長大陰線
5月6日   陽線    陽線    小さめの陽線の連続
6月3日   陰線    ??    陰の大引け坊主からの?



あまり広めないでくださいね。皆が知ってしまうと、逆用されてしまうので…。(笑)

来週はメジャーSQ週ということもあり、乱高下が予想されますので、かなり極端な予想をしておいたほうが良さそうかなぁ、と思っています。


つまり、長大陽線が立ち、チャネル上限を再びトライする流れか、もしくは、今週の陰線と同等の陰線で続落するケースです。



下図は、円チャート(1 / USDJPY * ドルインデックス)の週足チャートです。



固かった0.874の上値抵抗線をしっかりと抜けてきたように見えます。

目標は0.894辺りでしょうか。


雇用統計でのドル売り開始合図や、円チャート分析からの円買いブレイクのサイン、そして、雇用統計前後の流れ継続パターンから、個人的には後者のシナリオ(陰線継続)をメインに想定しておきたいと思います。


ドル円の今週の下値ターゲットは102円後半あたりが濃厚かなぁ、と考えています。

5月3日の安値105.55で強くサポートされるも、日足チャネル下限を探りに行く展開を予測しています。

今回でチャネル下限がしっかりと試されれば、その後の円安調整がわかりやすくなりそうです。



トレードに関しては、6月2日木曜日から売りポジションを構築開始しました。(チャネル上限ブレイクダウン型)

同時にレラティブヘッジとして、クロス円各通貨も同時キックオフしています。
(EUR、GBP、AUD、NZD、CAD)

いまのところ、ドル円、ポンド円が下落速度が速目で、豪円、NZ円は資源国通貨の買い戻しの流れに遭って、やや下値が固い印象です。


週明け早々に豪円、NZ円は手仕舞い判断を入れたいと思っています。

豪ドル、NZドルがかなり急騰しているので、逆に反落調整に入れば、下値余地が広い通貨とも考えられるので、慎重に判断できれば良いかなぁと。





#Forex #Trading

2016-05-31

トレード記録 EURAUD EURNZD

今回は、ユーロオージーの取引を報告させて頂きます。

前回記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/euraudeurnzd.html


取引開始からレンジ相場が続いていましたが、ようやく本日の豪指標で下方向への動意が発生し、レンジ帯を下抜けした模様です。

下値をずっと支えられていたので、ブレイクの勢いは相当なようです。


下図は、EURAUDの240分足チャートです。



現在は、ネックライン(図中④の位置)で下値支持されているようです。

ターゲットは、前回から変わらずに1.52028付近に置いています。



それから、ヘッジ側のEURNZDですが、こちらも少しずつですが利益が乗ってきました。

レラティブヘッジの位置づけなので、テクニカル的には方向感なくふわふわとしているようです。

途中、かなり不安になりました…。(汗)

豪ドルはテクニカル的に買いが入りやすいとは思っていましたが、NZドルはよくわからなかったので…。


NZドルの方向が下方向(売り圧)かなぁと思っていたところ、昨日からややNZドル買いの方向で相場が反転してきているので、風向きも少しづつですが追い風を感じているところです。


ユーロオージーとのセットですので、ターゲットは決めずに、同時手仕舞いを行う予定です。

方向感もなくヘッジの位置づけということもあり、利益をとることよりもポートフォリオを安定させたいので、増し玉は控えめに追随したほうがよさそうです。



EURAUDの60分チャート



EURNZDの60分チャート
 



#Forex #Trading

2016-05-30

トレード記録 GBPJPY

今回は、ポンド円のトレード記録を報告します。

ポンド円は、先週25日に固そうだった上値抵抗線161.00を上抜けてきました。

ですので、そのタイミングでブレイクアウト型の取引をスタートしていました。


下図は、GBPJPYの8時間足チャートです。



単純なブレイクアウト型ではなくて、どうやら逆三尊のネックラインブレイクとの混合型のように見えていました。

その後、やや深い押し目を作ってネックラインを割り込んでしまったので、かなり動揺しましたが、ポンドに対してこの程度でビビっていては損切貧乏になってしまうので、直近安値を割り込んでダウ理論が崩れるまでは取引継続と考えていました。

その分、ロットは薄くしていました。


本日になって材料(増税延期?)はよくわかりませんが、円売りが強くなってきて、利益が乗ってきました。

少しほっとしています…。(笑)

前回高値付近で抵抗を受けているようです。

しばらく、上値抵抗線が連続して続きますね。


現状、ターゲットは170.00付近に置いています。

このあたりは、値段というよりは日足レベルの逆三尊ボトムラインにぶつかる辺りを目安にしていますので、上昇の仕方によっては、もう少し低い位置に修正する必要がありそうです。

保ち合いへの入力波をどの程度考慮するのかも課題かなぁ、と思っています。



あとは、英国イベントとしてEU離脱を問う国民投票があり、それまで乱高下も予想されるので、あまり欲張らずに利益が乗ったところで部分利確しながら、うまく取引を進めていきたいと思います。


当該イベントの数日前には、手仕舞い予定です。






#Forex #Trading