2015-09-05

KairiMTFRatioパラメータの定期更新 EA Meister_v3 DoMA

EAのMeister v3、DoMAインジケーターの共通パラメータであるKairiMTFRatioについて、定期見直しを行いましたので、ご報告します。


計測方法、等は変更ありません。




また、Meister_v3のフォワードテストが4カ月程経過しましたので、中間報告を行います。

Reference: http://snepforex.blogspot.jp/p/blog-page_8.html



26-JULに、マイナーバージョンアップ(3.04 → 3.05)を行いました。

変更点は以下になります。

  ・再起動を行ってもブレイクアウト状態が揮発しないように修正
   
   (内部変数(状態フラグ、等)保持方式から、都度状態判断するよう修正)

  ・バーの切り替えタイミング、または起動時のみエントリー(エグジット)チェックを行うよう修正

  ・ピラミッディング回数、ポジションサイズの調整

  ・その他、バグ修正



まずは日足だが、取引数が0となっているため、MT4の設定、EAの外部入力値、ソースコードを見直したが、おかしなところは見つからなかった。

引き続き、観察を続ける。


240分足のPFは1.45で、前回(2カ月前)の報告時から資金の増減はなく、利益を確保して推移中となっている。

GBPJPYのピラミッディングエントリーが、設計通り稼働していなかったため、ポジションサイズの見直しで正常稼働するかどうか、確認したい。


60分足のPFは1.03で、損益分岐点上となっている。

30分足のPFは0.57で、資金増減はほとんどなし。

60分足以下の時間軸での運用は、厳しいかもしれない。



全体を通して、今回のような大相場がくると収益が伸びて、資金が回復し、ボラティリティが下がると、資金をじわじわと失うというサイクルに嵌っている。

ブレイクアウト&トレンドフォロー型なので、設計通りではあるが、いかに低ボラティリティの相場で辛抱できるかがカギとなるのか。



なお、ハイレバレッジ運用(100:1)については、資金が枯渇したため、テストを終了しました。

Reference: http://snepforex.blogspot.jp/p/blog-page_12.html


以上



#Forex #Trading

2015-09-04

マーケット分析 USDJPY ハーモニック

Analysis: 2015-08-29



7円超の大暴落からの61.8%戻しまで達成し、若干押された後、再び上値追いの動意が見えてきた。

ここからの一気の戻りは難しいが、じわじわとCOPからOPへの上昇が期待できそうだ。


Result: 2015-09-04



さすがに、118円ミドルまでトライしてしまったので、失敗を認めざるを得ない。

下降トレンドが出来つつある可能性まである。

1時間足でのPRZ予測はかなり難しいので、完成したパターンを利用してのOP分析をメインに取り組む方針の方が良いかも。



#Forex #Trading

マーケット分析 USDJPY ハーモニック

Analysis: 2015-09-01



EURUSDとの逆相関で推移中のUSDJPYだが、少し嫌な形が見えてきた。

ヘッドアンドショルダーズトップがぼんやりと浮かび上がっているようだ。

一時的な調整だろうか。それとも…。


Result:2015-09-04



COPから早々にOPを達成した後は、しばらくCOP、OPをレンジ推移していたが、米雇用統計で118.524まで擦って、反発上昇した。

弱い指標内容でもA点が割れなかったことから、118円ミドルはかなり硬そうだ。



#Forex #Trading

マーケット分析 AUDJPY ハーモニック

Analysis: 2015-09-03



日足の下値支持線(84.182)を割り込んで、C点まで押した後、D点まで戻してきたところ。

上値を模索するも、強い売り圧力で下値を切り下げ、豪指標(小売)でも力なく下落してしまった。

中国経済の影響が、豪実態経済へ及んでいるのだろうか。


Result: 2015-09-04



直近高値のD点を試しに行くも、-61.8%XAで力なく反転下降。

一気にCOPまで到達してしまった。

米雇用統計次第だが、上へ戻るならば、再度のCOPテスティングが期待できそう。



#Forex #Trading

マーケット分析 EURAUD ハーモニック

Analysis; 2015-09-04



米雇用統計前なので、直接影響のなさそうなペアをチョイス。

当通貨は現在、日足チャートで見ると、高値域に位置するため、買い参入はリスクが高いが、EUR、AUDの価値バランスを考えると、まだ上昇力は維持していると見ている。

まずは、目先のCOPを目標としたが、勢い次第では、チャネル上限を突破することも見据えている。



#Forex #Trading

マーケット分析 GBPJPY ハーモニック

Analysis: 2015-09-02



24-AUGに付けた直近安値付近で揉んだ後、一気に下値ブレイクし、最安値を更新したが、ショートカバーで、COP付近まで急反発してきた。

売り参入するには、比較的入りやすいレベルではないだろうか。

日足の下値支持線(177.622)までは、まだ距離があるため、下値余地は十分と見ている。


Result: 2015-09-04



値幅のある上下運動をこなして、-27.2%XAまで戻した後、一気にOPを達成した。

08-MAYに出来たギャップもきれいに埋めることになった。

勢いがあるので、日足の下値支持線(177.622)を試しに行く可能性がでてきた。



#Forex #Trading

2015-09-01

マーケット分析 CADJPY ハーモニック

Analysis: 2015-09-01



ようやく、ロウソク足が出揃ってきて、予測が立てやすい環境になってきたようだ。

引き続き、原油との見合いの状況が続きそうだが、原油が下方向なら、相関的にCADも軟調推移するだろう。


Result: 2015-09-02



早々にCOPを達成後、原油の下落の助けも借りて、100.0%XA(X点)まで戻した後、OPまで一気に駆け抜けた。

その後、極端なショートカーバーで、COPまで急反発となったので、目標値(TP)としては、精度よく設定できたようだ。



#Forex #Trading

マーケット分析 原油CFD ハーモニック

Analysis: 2015-09-01



JUN-2015から長く続いてきた下落相場も、C点で一旦の底をつけ、急反発している。

上昇リスクはあるが、テクニカルが利く相場であれば、現在の価格帯が反転ポイントでもある。

火傷しないポジションサイズで、二番底(FEB-2015の類似形)を狙ってみたい。



#Forex #Trading

2015-08-30

為替新聞様(為替のニュースさん)に記事掲載頂きました 雑記

為替新聞様に、先日の記事を掲載して頂きました。

厚く御礼申し上げます。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。


Referrence: http://paper.li/kawasetalk/1328853387?edition_id=cac16000-4ea1-11e5-a7ad-0cc47a0d164b




改めて、記事投稿を精力的に行っていきたいと思います。



#Forex #Trading

今回の中国ショックで学んだこと 雑記

2015-08-24の中国ショックによる、為替相場の急変動を通して、自己トレードを分析し、学んだことを忘れずに、次回の大相場に活かすために、記録しておく。





当日も普段通り、為替短期・超短期売買を行っていた。

USDJPYが、大きく上下しながら下落トレンドを形成しつつあった。

短期保有ポジションの評価損益が大きく上下していた。

かねて、USDJPY、GBPJPY、USDCHFの中期投資戦略を立てていたので、その通りの動きになっているとは早々に気づくことができた。

これは、これまでの長期トレンドとは逆方向である。

既に、「中国ショック」というキーワードは、マーケット全体のコンセンサスになっていた。



異変に気付き、評価損益がマイナスのポジションはナンピンはせず、損切り&ドテンをした。

相場の異常事態と認識し、中期、長期ポジションも、全て損切り&ドテンをした。



全てのポジションがプラスに転じ、後は徐々に評価益が大きくなるのを見守っていた。

証拠金余力が急激に増し、増し玉を考えていたときに、相場のクライマックスが訪れた。



利益確定をするかどうか少考(1分程)したが、急激に評価益が減少してきたため、あわてて全決済ボタンを押して、利益確定を行った。

短期、長期ポジションの決済は実行できたが、中期ポジションを運用しているブローカーの決済が、システムビジーで実行できなくなっていた。

超短期ポジションはMT4で運用していたが、これも通信ビジーで操作不能。



まずは、超短期ポジションの損失が深刻だったので、最優先で対応策を考えた。

ターミナル経由のワンクリック操作が不可能だったが、「MT4発注君」経由のEA決済が運よく通ったので、これを利用して、全ポジションクローズを行った。


中期ポジションは、ディーリングデッキは稼働していたが、決済注文が一切通らない状態(システム異常のメッセージ)だったので、対応策がわからず、しばらく茫然とチャートと評価損益を眺めていた。

5分ほどして、全決済ボタンを押したところ、運よく決済ができた。


当日は、システムに不安があったので、これで手仕舞いとした。


翌日から、為替取引を再開したが、まだ急変動の方向に下がっていくのか、それともこれで市場織り込み終了で、巻戻しが始まるのかの判断ができないまま、建玉をしてしまった。

リーマンショック級なのか、それとも一時的な急変動なのか、わからないまま…。


結果、ポジションを立てては、大きな評価損を抱え、損切りドテンを繰り返し、一週間で急落で得た利益の倍の損失をだしてしまった。



【反省点】

良かった点:



  ・事前にマーケット分析(USDJPY、GBPJPYなど)を行い、相場の方向性が逆方向になりそうなことをイメージできていた。


  ・2015-07-07から2015-07-08のGBPJPY急落の際の教訓として、回数を決めないナンピンをせず、損切り&ドテンにすることにしていたので、利益を大きく伸ばすことができた。


  ・投資目的別(超短期/短期/中期/長期)に、ブローカーを全て分けていたので、システム異常による損失を、最小化することができた。



悪かった点:

  ・短期、中期の方向性が分からないまま、翌日以降、取引を再開してしまった。
   
  ⇒「休むも相場」で、大きく獲れた相場の後は、しっかり休みを入れる(参入欲を我慢する)こと。

    今回であれば、一週間の休憩が必要だったかもしれない。


  ・大きく勝てたことで、気分が高揚してしまった。

   根拠のない自信(「勝てる投資家」という過信)と、証拠金が増えたことで、ポジションサイズが大きくなってしまい、結果として、大きな損失を生むことになった。

  ⇒目の前の勝ち負けに「一喜一憂」せず、特に大きく勝った後は、より慎重に、ポジションを小さくして、そろりと参入することが重要。


  ・オーバーナイトのポジションがロスカットされてしまった。

  ⇒相場のボラティリティが異常に大きくなっていることを把握し、オーバーナイトはしないのが基本だが、仮にオーバーナイトするにしても普段よりも特段の証拠金余力を持たせることが必要。



以上




#Forex #Trading