今回は、ドル円を中心に、来週以降の相場展望を考察してみたいと思います。
ドル円相場は、大きな下落相場の調整として、先週、今週とゆるやかな上昇相場となりました。
下図は、USDJPYの週足チャートです。
直近は、2週連続陽線で終えています。
下降トレンドが始まってから、週足が3週間以上続いたことはありません。
また、中期足レベルですと、3トップ形状を形成していて、これは短期上昇トレンドの転換を示唆しています。
戻りのポイントも109円台ミドルと、直近下降波にあてたフィボナッチの61.8%戻しの地点と重なってきており、なおかつ下降チャネルラインの上限付近に位置していて、さぁこれから反転下降するぞ、といった「分かりやすい」状態になっています。
一般的には、来週から、直近安値の105円台ミドルを試しに行く展開が予想されているのかなぁ、と思っています。
まだ、市場参加者の目線は下がっているのかなぁ、と…。
ファンダメンタルズ面でも、「消費増税延期か」といった材料も出てきています。
恐らくは、円高材料と受け取られそうです。
ここからは、私の相場予想になりますが、ドル円は来週以降、112円台から109円台のレンジ相場を形成するのかなぁ、と思っています。
正確には、「わからない」です。(笑)
理由はいくつかありますが、大きな理由は、ドル高調整がやや大きめになりそうと予測しているからです。
下図は、ドルインデックスの日足チャートです。
引けの足がウェッジを上方ブレイク(継続パターン)しているように見えました。
ですので、次回FOMC(6月14~15日)を意識して、下降ウェッジ内の波動をBC、その前段の上昇波をABとして、AB = CDパターンを適用しています。
これによると、PRZは98.5近辺になります。
ファンダメンタルズ面では、次回のFOMCまで一か月となり、それまでの米国経済事情はさておき(*)、利上げ不安(期待)を急速に織り込みに行くと考えています。
*) 市場は、ポジティブな指標内容にセンシティブに反応
また、ドルインデックスがピーク時の100に比べて、1割近く割安なうちに、ドル買い他通貨売り、ドル資産売り(米株、米債、原油含む商品など)が加速する可能性を見ています。
他通貨としては比較的リスク資産とされる、資源国通貨(AUD、CAD、ZARなど)と、欧州通貨も対象になってくるのかなぁ、と思っています。
逆に、安全資産である円やスイスフランなどは、買い継続でしょうか。
そして、FOMCの結果を受けて、安くなった上記資産を買い戻すという、あまりにもわかりやすい仕掛けが展開されるのかぁ、と妄想しています。(笑)
ですので、ドル円相場では、ドル買い、円買いとなってしまい、方向感なくFOMCを迎えるという結論になってしまいます。
あとは、伊勢志摩サミット、参議院総選挙など、円にまつわるイベントでどのように展開されるか悩ましいです。
恐らくは、円安要因になりそうですが。
なので、底堅く推移しながらイベント前後でレンジアップしていき、最終的に112円台を目指すのかなぁ、という感じでしょうか。
ただ、これは割と控えめに予測しているので、個人的には、まさかの114円台もあるかもしれないと思っています。
なぜならば、相場は市場参加者の思うようには運ばないからです。
恐らく、109円台、行っても111円台で切り返すだろう、という見方が大半なのでは、と感じています。
今週の109円台ミドルでの叩かれ方も、「これ以上の上昇は許さない」といった、市場全体の「恐怖感」を感じました。
ドル円のショートポジションは、調整されきってはいないと思いました。
だとすると、日柄調整で平行チャネルの引き直し(フェイラースイングによる青線から緑線へ)や、一気の上値拡大も、リスクとして見ておく必要がありそうです。
だからといって、買いポジションを立てるかどうかは別なんですけど…。
トレード戦略としては、このような複雑な条件の絡むドル円を取り扱うよりは、ドルストレート通貨の売り戦略や、クロス円通貨の売り戦略を中心に組み立てたほうがわかりやすいかもしれません。
今回は、テクニカル面での分析は薄くなってしまったので、かなり独りよがりな予想になってしまっているので、参考程度にしていただければと思います。
#Forex #Trading
2016-05-14
マーケット分析 貴金属相場 XAUUSD XAGUSD XPTUSD
今回は、貴金属相場の横並び分析を行ってみました。
下図は、金(XAUUSD)の480分足チャートです。
ゴールドは、昨年末の底値から、ラリー相場で最高値を3回更新しながら、順調に上昇トレンドを描いてきました。
今年の2月あたりから、上昇トレンドチャネルに乗って、短期的には上下振幅を伴いながらも、中期的には安定して上昇トレンドを形成しているように見えます。
「怖い」くらいに綺麗に…。
どう見ても、これから1,400ドル、1,500ドルと、上値を拡大していくように思ってしまうような形だと思います。
さて、では他の貴金属として、次にシルバーを見てみます。
下図は、銀(XAGUSD)の240分足チャートです。
なんだか、綺麗な三尊形に見えてきました。
なおかつ、中央から右肩への値動きが、拡大三角保ち合いのようにも見えます。
いかにも、ネックラインの16.9ドル付近を割っていきそうなパターンが重なっています。
最後に、プラチナになりますが。
下図は、プラチナ(XPTUSD)の240分足チャートです。
こちらは、より一層強い反転パターンになっています。
拡大三角のフラクタル(入れ子構造)になっています。
米株価指数のS&P500で同じようなパターンが出現しているので、参考にリンクを掲載しておきます。
関連記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/s_13.html
足元の値動きでは、トレンドライン下限でのブレイク & プルバックをしているように見えます。
いわゆる、ロールリバーサルと呼ばれるパターンのようです。
ここまで見てきて、最初のゴールドのチャートに戻ると、何か違和感のようなものが沸きませんか?
年明け以降、ゴールド相場と付き合ってきて、何か腑に落ちないものをずっと抱えていたのですが、ここへきて、その霧のようなものが晴れてきたような気がしています。
「なぜ」、貴金属相場が上昇へ転じたのか?
「なぜ」、金だけが反転パターンを作っていないのか?
相場に答えを求めてはいけないので、これ以上は差し控えますが、週明け以降、タイミングをみて貴金属相場に仕掛けていきたいと思います。
ちなみに、これまでの上昇力(モーメンタム)は、ネックラインの傾きから、プラチナ > 金 > 銀 となっていると思います。
これがもし仮に下降に転じたとするならば、下降の勢いはやはり、プラチナ > 金 > 銀 となりそうです。
勢いよく騰がったものは、勢いよく落ちるので…。
他の商品相場や、株式相場、為替相場などと見比べながら、この深き謎に迫ってみるのも面白そうですね。(笑)
#Forex #Trading
下図は、金(XAUUSD)の480分足チャートです。
ゴールドは、昨年末の底値から、ラリー相場で最高値を3回更新しながら、順調に上昇トレンドを描いてきました。
今年の2月あたりから、上昇トレンドチャネルに乗って、短期的には上下振幅を伴いながらも、中期的には安定して上昇トレンドを形成しているように見えます。
「怖い」くらいに綺麗に…。
どう見ても、これから1,400ドル、1,500ドルと、上値を拡大していくように思ってしまうような形だと思います。
さて、では他の貴金属として、次にシルバーを見てみます。
下図は、銀(XAGUSD)の240分足チャートです。
なんだか、綺麗な三尊形に見えてきました。
なおかつ、中央から右肩への値動きが、拡大三角保ち合いのようにも見えます。
いかにも、ネックラインの16.9ドル付近を割っていきそうなパターンが重なっています。
最後に、プラチナになりますが。
下図は、プラチナ(XPTUSD)の240分足チャートです。
こちらは、より一層強い反転パターンになっています。
拡大三角のフラクタル(入れ子構造)になっています。
米株価指数のS&P500で同じようなパターンが出現しているので、参考にリンクを掲載しておきます。
関連記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/s_13.html
足元の値動きでは、トレンドライン下限でのブレイク & プルバックをしているように見えます。
いわゆる、ロールリバーサルと呼ばれるパターンのようです。
ここまで見てきて、最初のゴールドのチャートに戻ると、何か違和感のようなものが沸きませんか?
年明け以降、ゴールド相場と付き合ってきて、何か腑に落ちないものをずっと抱えていたのですが、ここへきて、その霧のようなものが晴れてきたような気がしています。
「なぜ」、貴金属相場が上昇へ転じたのか?
「なぜ」、金だけが反転パターンを作っていないのか?
相場に答えを求めてはいけないので、これ以上は差し控えますが、週明け以降、タイミングをみて貴金属相場に仕掛けていきたいと思います。
ちなみに、これまでの上昇力(モーメンタム)は、ネックラインの傾きから、プラチナ > 金 > 銀 となっていると思います。
これがもし仮に下降に転じたとするならば、下降の勢いはやはり、プラチナ > 金 > 銀 となりそうです。
勢いよく騰がったものは、勢いよく落ちるので…。
他の商品相場や、株式相場、為替相場などと見比べながら、この深き謎に迫ってみるのも面白そうですね。(笑)
#Forex #Trading
2016-05-13
トレード記録 S&P500CFD
今回は、S&P500のトレード記録を報告します。
前回記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/s.html
下図は、S&P500の8時間足チャートです。
大きな拡大三角(青線)を下抜けしたように見えましたが、そこから急反転上昇し、⑤の位置まで戻ってきたところです。
④の位置からの上昇の過程で、小さな拡大三角(緑線)を作りそうなイメージが沸いたので、少しtwitterで共有させて頂きましたが、うまく切り返したような値動きになっています。
チャートパターンとしては、2つの同型パターンの入れ子型(フラクタル構造)になっているので、短期的にも中期的にも、この後、下方向への圧力が強くなっていきそうな感じでしょうか。
トレード的にも、⑤の切り返しを想定し、この位置までの下のポジションは全て損切し(*)、改めて戻り売り玉を置くここができました。
*) トレード資金に余裕があれば、そのままキープもできますが…
市場参加者の方も、⑤の位置を意識されていた方が多いと思うので、この値段は、今後の値動きを予測するうえで、非常に重要になってくると思っています。
次は、大きな拡大三角保ち合いの下値支持線を突破できるかを見守りたいと思います。
#Forex #Trading
前回記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/s.html
下図は、S&P500の8時間足チャートです。
大きな拡大三角(青線)を下抜けしたように見えましたが、そこから急反転上昇し、⑤の位置まで戻ってきたところです。
④の位置からの上昇の過程で、小さな拡大三角(緑線)を作りそうなイメージが沸いたので、少しtwitterで共有させて頂きましたが、うまく切り返したような値動きになっています。
チャートパターンとしては、2つの同型パターンの入れ子型(フラクタル構造)になっているので、短期的にも中期的にも、この後、下方向への圧力が強くなっていきそうな感じでしょうか。
トレード的にも、⑤の切り返しを想定し、この位置までの下のポジションは全て損切し(*)、改めて戻り売り玉を置くここができました。
*) トレード資金に余裕があれば、そのままキープもできますが…
市場参加者の方も、⑤の位置を意識されていた方が多いと思うので、この値段は、今後の値動きを予測するうえで、非常に重要になってくると思っています。
次は、大きな拡大三角保ち合いの下値支持線を突破できるかを見守りたいと思います。
#Forex #Trading
2016-05-11
トレード記録 GBPJPY
今回は、ポンド円のトレード記録を報告させていただきます。
ポンド円相場としては、強い下落局面から、調整相場へと移行しているような値動きです。
私個人の見解ですが、冷却相場(過熱感を持って下落した相場を冷やす)だとすると、もう少し上下振幅を伴いながらの上昇をイメージしていましたが、存外しっかりとした足取りで、じわじわと上値を拡大中といった印象です。
これは、いまのところは短期的な上昇トレンド相場だと思いますが、思ったよりも長めの期間でトレンドが継続していく可能性を見ておいたほうがよさそうだと判断しています。
チャート的には、グランビルの第1法則で、しっかりと中期、長期移動平均線を上抜けています。(短期チャートですが…)
短期の移動平均線に下支えされての力強い上昇曲線を描いているように見えます。
トレード手法としては、自動でATR依存の固定PIPS幅で買いあがりながら、押し目を手動建玉で打ち込んでいく形で進めています。
一気に利益が乗る形ではないですが、逆に押しが浅くなるので、口座維持率制御はしやすいです。
今のところ、損切もなく、ヘッジを必要とする危機的な局面もない状況です。
今回も、ドル円と合わせて取引ポートを組んでいますが、こちらも同様に、強い上昇トレンドで押し上げられているようです。
足元では、強いドル買いに支えらえての上昇相場になっていますが、ドルインデックスのチャートポイントに差し掛かっているので、ドル円側に少し注意を払いながら、引き続きトレードを進めていきたいと思います。
#Forex #Trading
ポンド円相場としては、強い下落局面から、調整相場へと移行しているような値動きです。
私個人の見解ですが、冷却相場(過熱感を持って下落した相場を冷やす)だとすると、もう少し上下振幅を伴いながらの上昇をイメージしていましたが、存外しっかりとした足取りで、じわじわと上値を拡大中といった印象です。
これは、いまのところは短期的な上昇トレンド相場だと思いますが、思ったよりも長めの期間でトレンドが継続していく可能性を見ておいたほうがよさそうだと判断しています。
チャート的には、グランビルの第1法則で、しっかりと中期、長期移動平均線を上抜けています。(短期チャートですが…)
短期の移動平均線に下支えされての力強い上昇曲線を描いているように見えます。
トレード手法としては、自動でATR依存の固定PIPS幅で買いあがりながら、押し目を手動建玉で打ち込んでいく形で進めています。
一気に利益が乗る形ではないですが、逆に押しが浅くなるので、口座維持率制御はしやすいです。
今のところ、損切もなく、ヘッジを必要とする危機的な局面もない状況です。
今回も、ドル円と合わせて取引ポートを組んでいますが、こちらも同様に、強い上昇トレンドで押し上げられているようです。
足元では、強いドル買いに支えらえての上昇相場になっていますが、ドルインデックスのチャートポイントに差し掛かっているので、ドル円側に少し注意を払いながら、引き続きトレードを進めていきたいと思います。
#Forex #Trading
2016-05-10
トレード記録 USDJPY GBPJPY AUDJPY NZDJPY
今回は、クロス円のトレード記録について、ご報告いたします。
前回記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/gbpjpy.html
関連記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/04/usdjpy_29.html
BOJの政策金利発表を起点として、イベントドリブン型の取引を行ってきましたが、関連取引すべてを手仕舞いましたので、少し振り返りながら、反省点を挙げていきたいと思います。
良かった点:
① 通貨ペア選択時に、当初はドル円+クロス円5通貨(EUR、GBP、AUD、NZD、CAD)を考えていたが、ユーロ円とカナダ円を取引対象から除外することができた
→ ファンダメンタルズ的にも、足元の値動きでも、ユーロとカナダは少し強めの推移をしており、中期的なトレードに移行することを考えた場合、値幅がそれ以外の通貨に比べて小さくなりそうだったので、思い切って外すことにした。
結果として、短期で逃げていれば利益確保はできていたと思うが、これを続けていった場合のメリットより、初弾のコスト圧迫のデメリットの方が大きそう。
いつでも勝ちトレードにできるわけではないので、負けにくく(資産を減りにくく)する心がけが、長い目で見て効いてきそうと判断した。
② オセアニア円で、しっかりと利益確保ができた
→ これは、地合い的に恵まれた感は否めないが、早い段階でAUDUSDの下落リスクを、長期チャートから読み取ることができた。
これにより、トレード期間中に、何度か大型イベントを挟むことになったが、結果として、あまり悩むことなく(信念を持って)、利益を伸ばすことができた。
③ 段階的に通貨ペアの手仕舞いを行ったが、最初の取引(NZ円)が勝ちで終われたので、その後の取引を、利を伸ばすことに専念できた
→ これも結果論ですが、4つの並行取引のうち、最初の手仕舞い時に、初期コスト+継続コストを回収できたのが、メンタル的に大きくプラスに働いた。
野球でいうところの、味方に援護点をもらって、球を置きに行くことなく、腕を振って自分の球を投げ込むことができた、という感覚でしょうか。
悪かった点:
① ドル円、ポンド円が負けトレードになったが、先週末の段階で、ドル円が上昇トレンドに転換した可能性を予見していたにもかかわらず、下方向へ反転することに期待してしまった
→ ドル円は、先週末に米雇用統計を通過しており、直近2回の雇用統計後の週の週足は雇用統計週と同足(陰線+陰線)のパターンで、雇用統計の値動きも行ってこいであったので、このパターンを適用した場合、今週は陽線確率が非常に高かったと思う。
なおかつ、今週がSQ週で荒れやすいという潜在リスクもありながら、取引を利益がある時点で手仕舞う判断を下せなかった。
理想的には、日足下降トレンドラインを上抜け時が決断すべきタイミングだった。
恐らく、セルフコントロール(自制心)が足りていなのだと思う。
何度も反省点で出てきている、「高揚感」が、またしても出てしまった。
② 損切(ゼロカット)のタイミングで、端末を操作不能状態にしてしまった
→ 信じられないかもしれませんが、Windows 10へのアップデートを、昨日の欧州開始時間に行ってしまった。
もともとは操作ミスによるものだが、トレーダーとしての資質以前の問題なので、冷静かつ直近の相場予定を確認しつつ、慎重に操作を行うことを徹底する。
③ トレード技術として、通貨ペア内での部分利確、ポートフォリオの組み立て(今回は、USD+GBP、AUD+NZDの2アカ)など、今後に向けて課題化して取り組んでいく。
以上
NZDJPY
USDJPY
イメージなし
GBPJPY
AUDJPY
#Forex #Trading
前回記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/gbpjpy.html
関連記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/04/usdjpy_29.html
BOJの政策金利発表を起点として、イベントドリブン型の取引を行ってきましたが、関連取引すべてを手仕舞いましたので、少し振り返りながら、反省点を挙げていきたいと思います。
良かった点:
① 通貨ペア選択時に、当初はドル円+クロス円5通貨(EUR、GBP、AUD、NZD、CAD)を考えていたが、ユーロ円とカナダ円を取引対象から除外することができた
→ ファンダメンタルズ的にも、足元の値動きでも、ユーロとカナダは少し強めの推移をしており、中期的なトレードに移行することを考えた場合、値幅がそれ以外の通貨に比べて小さくなりそうだったので、思い切って外すことにした。
結果として、短期で逃げていれば利益確保はできていたと思うが、これを続けていった場合のメリットより、初弾のコスト圧迫のデメリットの方が大きそう。
いつでも勝ちトレードにできるわけではないので、負けにくく(資産を減りにくく)する心がけが、長い目で見て効いてきそうと判断した。
② オセアニア円で、しっかりと利益確保ができた
→ これは、地合い的に恵まれた感は否めないが、早い段階でAUDUSDの下落リスクを、長期チャートから読み取ることができた。
これにより、トレード期間中に、何度か大型イベントを挟むことになったが、結果として、あまり悩むことなく(信念を持って)、利益を伸ばすことができた。
③ 段階的に通貨ペアの手仕舞いを行ったが、最初の取引(NZ円)が勝ちで終われたので、その後の取引を、利を伸ばすことに専念できた
→ これも結果論ですが、4つの並行取引のうち、最初の手仕舞い時に、初期コスト+継続コストを回収できたのが、メンタル的に大きくプラスに働いた。
野球でいうところの、味方に援護点をもらって、球を置きに行くことなく、腕を振って自分の球を投げ込むことができた、という感覚でしょうか。
悪かった点:
① ドル円、ポンド円が負けトレードになったが、先週末の段階で、ドル円が上昇トレンドに転換した可能性を予見していたにもかかわらず、下方向へ反転することに期待してしまった
→ ドル円は、先週末に米雇用統計を通過しており、直近2回の雇用統計後の週の週足は雇用統計週と同足(陰線+陰線)のパターンで、雇用統計の値動きも行ってこいであったので、このパターンを適用した場合、今週は陽線確率が非常に高かったと思う。
なおかつ、今週がSQ週で荒れやすいという潜在リスクもありながら、取引を利益がある時点で手仕舞う判断を下せなかった。
理想的には、日足下降トレンドラインを上抜け時が決断すべきタイミングだった。
恐らく、セルフコントロール(自制心)が足りていなのだと思う。
何度も反省点で出てきている、「高揚感」が、またしても出てしまった。
② 損切(ゼロカット)のタイミングで、端末を操作不能状態にしてしまった
→ 信じられないかもしれませんが、Windows 10へのアップデートを、昨日の欧州開始時間に行ってしまった。
もともとは操作ミスによるものだが、トレーダーとしての資質以前の問題なので、冷静かつ直近の相場予定を確認しつつ、慎重に操作を行うことを徹底する。
③ トレード技術として、通貨ペア内での部分利確、ポートフォリオの組み立て(今回は、USD+GBP、AUD+NZDの2アカ)など、今後に向けて課題化して取り組んでいく。
以上
NZDJPY
USDJPY
イメージなし
GBPJPY
AUDJPY
#Forex #Trading
トレード記録 原油CFD
今回は、WTI原油の取引記録を報告します。
以前、twitterでつぶやいていましたWTI原油の値動きが、狙っていた形(三尊形)になってきました。
下図は、WTI原油の240分足チャートです。
目線を下げて待っていたものの、今週の石油在庫統計までは、手出ししないと心に決めていましたが、本日の欧州時間の急落を見て、「これは」と思い、売りで仕掛けてみました。
その後、うまく続落の流れとなり、利益が乗ってきました。
また、価格もネックライン付近の43ドル台ミドルまで下げ幅を広げてきています。
もしも、これが三尊形だとすると、さらに下値を探る展開が予想され、目標はチャネル下限域の40ドル台までありそうです。
現状は、あくまでも短期の反転下降波をしっかりと取っていくイメージで、取引を進めていきたいと思います。
願わくは、石油在庫統計までに、目標達成となると良いのですが…。
#Forex #Trading
以前、twitterでつぶやいていましたWTI原油の値動きが、狙っていた形(三尊形)になってきました。
下図は、WTI原油の240分足チャートです。
目線を下げて待っていたものの、今週の石油在庫統計までは、手出ししないと心に決めていましたが、本日の欧州時間の急落を見て、「これは」と思い、売りで仕掛けてみました。
その後、うまく続落の流れとなり、利益が乗ってきました。
また、価格もネックライン付近の43ドル台ミドルまで下げ幅を広げてきています。
もしも、これが三尊形だとすると、さらに下値を探る展開が予想され、目標はチャネル下限域の40ドル台までありそうです。
現状は、あくまでも短期の反転下降波をしっかりと取っていくイメージで、取引を進めていきたいと思います。
願わくは、石油在庫統計までに、目標達成となると良いのですが…。
#Forex #Trading
2016-05-09
トレード戦略 EURGBP
今回は、ユーロポンドのマーケット分析を行ってみたいと思います。
少し大きな時間軸で見てみると、ユーロポンドはかなりの高値圏まで上げてきたなぁ、という感想です。
完全に値ごろ感ですが…。(笑)
で、少し前からウォッチしていましたが、これから少し下方向へ向きを変えそうな形になってきたので、若干上値リスクはありますが、中期トレードを開始しても良さそうな雰囲気になってきました。
下図は、EURGBPの日足チャートです。
逆三尊形と拡大三角の混合系に見えてきました。
下方向への値動きが期待できそうですが、目標としては、ネックラインの0.75付近が強い支持線だと思われるので、ここを第一目標に、そして長期上昇トレンドと見た場合のトレンドライン下限域の0.72辺りが第二目標となるでしょうか。
ファンダメンタルズ面では、ユーロは長期では上昇トレンドに転換した可能性がありますが、金融緩和期待など、まだまだユーロ売りの材料はありそうです。
また、英国のEU離脱問題は、実際に離脱するとなった場合は、最終的にポンド売り、ユーロ売りとなると思いますが、まずそうはならないと見込んでいます。
離脱しないとなった場合、これまで離脱不安でポンドが売り込まれていた分、急反発する可能性が高そうです。
加えて、離脱した場合でも、離脱しなかった場合でも、通貨バランスとしては、ユーロ < ポンド(*)が成立すると思っているので、中期的にポンドドルなどを単独で取引するよりも、ユーロと絡めてヘッジ的に取引した方が、短期変動リスクが少なそうだと考えました。
* ユーロは、英国離脱の影響をまだ十分に織り込んでいないと解釈しています。
ポンドは、これから織り込み分の巻戻しがはじまりそう。
ちなみに、自分で書いていても、凄く違和感があるので、全く逆の結果になることもあります…。
というかむしろ逆ですかね…。(悩)
既に週明けですが、タイミングを見て、薄めに入っていこうかと思います。
#Forex #Trading
少し大きな時間軸で見てみると、ユーロポンドはかなりの高値圏まで上げてきたなぁ、という感想です。
完全に値ごろ感ですが…。(笑)
で、少し前からウォッチしていましたが、これから少し下方向へ向きを変えそうな形になってきたので、若干上値リスクはありますが、中期トレードを開始しても良さそうな雰囲気になってきました。
下図は、EURGBPの日足チャートです。
逆三尊形と拡大三角の混合系に見えてきました。
下方向への値動きが期待できそうですが、目標としては、ネックラインの0.75付近が強い支持線だと思われるので、ここを第一目標に、そして長期上昇トレンドと見た場合のトレンドライン下限域の0.72辺りが第二目標となるでしょうか。
ファンダメンタルズ面では、ユーロは長期では上昇トレンドに転換した可能性がありますが、金融緩和期待など、まだまだユーロ売りの材料はありそうです。
また、英国のEU離脱問題は、実際に離脱するとなった場合は、最終的にポンド売り、ユーロ売りとなると思いますが、まずそうはならないと見込んでいます。
離脱しないとなった場合、これまで離脱不安でポンドが売り込まれていた分、急反発する可能性が高そうです。
加えて、離脱した場合でも、離脱しなかった場合でも、通貨バランスとしては、ユーロ < ポンド(*)が成立すると思っているので、中期的にポンドドルなどを単独で取引するよりも、ユーロと絡めてヘッジ的に取引した方が、短期変動リスクが少なそうだと考えました。
* ユーロは、英国離脱の影響をまだ十分に織り込んでいないと解釈しています。
ポンドは、これから織り込み分の巻戻しがはじまりそう。
ちなみに、自分で書いていても、凄く違和感があるので、全く逆の結果になることもあります…。
というかむしろ逆ですかね…。(悩)
既に週明けですが、タイミングを見て、薄めに入っていこうかと思います。
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