今回は、ユーロ円のマーケット分析を行いたいと思います。
チャート分析とは少し離れて、高値安値に注目した傾向をもとに、デイリーのトレード戦略を立ててみようと思います。
まずは、下の表をご覧ください。
これは、今月初からのユーロ円の高値安値と、その値を付けた時間帯を整理したものです。
時間帯は15分単位です。
「±」列は、陽線陰線ではなくて、1日の中で、高値安値のどちらを先に付けたのかを記したものです。
高値を先に付けたのであれば「-」に、その反対であれば「+」としています。
(陽線陰線はopen/closeの高低ですよね)
「NR7」列は、一般的なNR7シグナルを表示しています。
相場の収縮/拡張を視覚的にわかりやすくしています。
これをもとに分析すると、早朝(6時台から7時台)に高値をつけることが多く、値幅は100pipsから150pips程度になる日が多いようです。
従って、デイトレレベルですと、早朝に売り玉を仕込んで、ストップは高値超えに置き、値幅が100pipsを超えたあたりから利確行動に移り、値動きが下方向へ大きく走ったタイミングで決済を行うことで、一本釣りができていたことになります。
勝率は4勝2敗で、利益率もかなり良さそうです。
また、スイングトレードの観点でも、早朝の戻りを見て、増し玉を検討するのも良さそうです。
あくまでも、過去はこのようになっていたという一例なので、来週以降も同じ傾向が続くかどうかはわかりませんが、ユーロドルが下方向という予測(*)と、円高トレンドがブレイクしている可能性(下図のチャートを参考)を考えると、ユーロ円相場はもう少し下値を探る展開が続くかもしれないですね…。
*: 関連記事 https://snepforex.blogspot.jp/2016/07/blog-post.html
ドル円×ドルインデックスの日足チャート
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