銅の価格は世界経済の景気先行指数としても利用されているようである。
1929年の世界恐慌時の株価、2008年のリーマンショック時のNYダウの大暴落の前に、銅価格がいち早く下落を始めていたとのこと。
そして、JUL-2014から再び銅価格は急落相場を形成している。
豪州通貨と米国通貨という組み合わせで、銅価格との関連性を探ってみたところ、興味深い結果を得た。
図はAUDUSD日足チャートに銅価格を表示させているが、急落相場が始まる前(SEP-2013)から同期性が徐々に増しており、急落相場開始時(JUL-2014)に、ほぼ足並みをそろえるように下降曲線を描き始めている。
(ちなみに、週足レベルで比較すると、ここ数年は概ね相関関係があることが読み取れた。)
そして小さなプルバック期間を経て現在へと至るが、そのタイミングが銅価格の方がAUDUSDに比して、1カ月ほど早く訪れているようである。
そこから、単純計算を行い、今月末(2014-02-27)に豪ドル米ドルは0.74000付近に到達するという結果を得た。
ファンダメンタルズ的材料としては、豪準備銀行の追加利下げが観測されており、これをマーケットが価格を下押しする形で織り込みを進めることが予想される。
reference: http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NJ85VQ6K50Y501.html
かなり乱暴で希望的な見解であることを添えておく。
#Forex #Trading
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