先週のマーケットを振り返って見たいと思う。
まずは、騰落率週間ランキングから。
全体的に騰落率の低下が目立つようになってきた。
レンジ相場を形成している銘柄が増えているのだろうか。
騰落率が3%を超える銘柄はなく、2%超の銘柄もGBPZAR、EURZARのみとなっている。
USDZARも含めて、南アランド関連の短期トレンドの堅調さが際立つ週だったようだ。
また、上位30種の中で、値上がり銘柄24、値下がり銘柄6と、値上がり銘柄が増加中である。
(先月第2週は、値上がり: 8 値下がり: 22)
世界的な通貨安競争が一服して、冷却期間に入っているのだろうか。
続いて、積算騰落率週間ランキング。
積算騰落率では、ついに20%を超える銘柄がなくなってしまった。
10%超の銘柄数も11と、先週の22を大きく下回っている。
相場全体の難易度が増している可能性がある。
(レンジ逆張り向きの地合いか)
そんな中で、首位はAUDNZDとなっていた。
騰落率こそ目立たないが、資源国通貨同士の組み合わせで、安定したトレンドを形成していたようだ。
世界的な通貨安の潮流を受けにくいのかもしれない。
その他、安定したトレンド通貨としては、英ポンド、NZドルのクロス銘柄が挙げられるようだ。
地政学的なトピックとしては、ギリシャ問題と日銀関係の予期しにくいニュース記事による、市場への短期インパクトが印象深かった。
週明け早々(16-FEB)のユーロ圏財務相会合と、日銀金融政策決定会合(18-FEB)に、特に注意して臨みたい。
#Forex #Trading
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