今回は銀相場のチャート分析を行い、中期的な予想をしてみたいと思います。
下図は、シルバーの日足です。
2015年12月の底値 13.625ドルから、日足レベルの大きな上昇拡大三角を作りながら最高値 21.116ドルをピークに、徐々に高値を切り下げ、安値を更新しながら、下降拡大三角を作っているのが見て取れます。
さらに図中⑤では上値抵抗線まで未達成の状態で下方向へ切り返してしまいました。
そして、先週は図中④の重要な安値ラインも割ってしまいました。
また、下位チャートで見ると、このラインを再試行する値動きもあったようです。
この状況を考慮したときに、ここから先も下降の勢いは継続していきそうだと考えました。
他の類似チャートでも、同じような値動きはかなり見かけることができます。
ですので、これから下降トレンドができることを前提に、来週から徐々に売りポジションを構築していこうかと検討しています。
これまでの値動きの分析に用いた罫線分析や、複製ロウソク足分析もかなりワークしているので、今後の値動きも予測分析しやすいかもしれないです。
ちなみにポジション分析として、下のオーダーブックを見ましたが、かなりロング寄りに傾いています。
いまだに18ドル以上の買いポジションが解消されずに残っていることに、少々驚いています。
相当量のロングが捕まっています。
目標感ですが、目先は昨年12月からの上昇の全戻しである14ドル付近として、トレンドが継続していくようなら、さらに今年の上昇分の下方向への値幅延長である、6から8ドル台を狙ってみたいと思っています。
このあたりは、週足レベルの支持線があるので、ここをヒットしたところで達成感が出そうです。
本来は18.5ドル付近からのショートを考えていたのですが、大型イベントがあって様子見していました。
かなり出遅れ感はありますが、チャート形状的に戻りを待っていてはいけないパターンのようにも見えていますので、維持率管理はしつつも勝負トレードになるかもしれません。
現在のドル高地合いも後押ししてくれそうですね…。
#Forex #Trading
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