今回は、ドル円の来週の展望を考察しながら、トレード戦略を立ててみたいと思います。
昨日は米雇用統計が発表されて、ドル円相場は大きく下落することとなりました。
下図は、USDJPYの週足です。
今週の週足は、陰の大引け坊主というロウソク足でした。
ということは、普通に考えれば、来週の週足は陽線(*)ということになります。
*: あくまでも持論です(笑) 教科書では、相場の継続なので…
ところが、これを覆すようなパターンがありました。
下表は、ドル円の下降トレンドが始まってからの雇用統計前後の週足比較を行ったものです。
雇用統計 雇用統計 雇用統計 備考
発表日 週足 翌週足
2月5日 陰線 陰線 どちらも長大陰線(前振りが今月のパターンに似ているか?)
3月4日 陰線 陽線 どちらもほぼ実体のない十字線のため、誤差か
4月1日 陰線 陰線 陰の大引け坊主からの長大陰線
5月6日 陽線 陽線 小さめの陽線の連続
6月3日 陰線 ?? 陰の大引け坊主からの?
あまり広めないでくださいね。皆が知ってしまうと、逆用されてしまうので…。(笑)
来週はメジャーSQ週ということもあり、乱高下が予想されますので、かなり極端な予想をしておいたほうが良さそうかなぁ、と思っています。
つまり、長大陽線が立ち、チャネル上限を再びトライする流れか、もしくは、今週の陰線と同等の陰線で続落するケースです。
下図は、円チャート(1 / USDJPY * ドルインデックス)の週足チャートです。
固かった0.874の上値抵抗線をしっかりと抜けてきたように見えます。
目標は0.894辺りでしょうか。
雇用統計でのドル売り開始合図や、円チャート分析からの円買いブレイクのサイン、そして、雇用統計前後の流れ継続パターンから、個人的には後者のシナリオ(陰線継続)をメインに想定しておきたいと思います。
ドル円の今週の下値ターゲットは102円後半あたりが濃厚かなぁ、と考えています。
5月3日の安値105.55で強くサポートされるも、日足チャネル下限を探りに行く展開を予測しています。
今回でチャネル下限がしっかりと試されれば、その後の円安調整がわかりやすくなりそうです。
トレードに関しては、6月2日木曜日から売りポジションを構築開始しました。(チャネル上限ブレイクダウン型)
同時にレラティブヘッジとして、クロス円各通貨も同時キックオフしています。
(EUR、GBP、AUD、NZD、CAD)
いまのところ、ドル円、ポンド円が下落速度が速目で、豪円、NZ円は資源国通貨の買い戻しの流れに遭って、やや下値が固い印象です。
週明け早々に豪円、NZ円は手仕舞い判断を入れたいと思っています。
豪ドル、NZドルがかなり急騰しているので、逆に反落調整に入れば、下値余地が広い通貨とも考えられるので、慎重に判断できれば良いかなぁと。
#Forex #Trading
0 件のコメント:
コメントを投稿