2016-03-20

原油CFD マーケット分析

今回は、WTI原油のチャート分析を行って、トレード計画を立ててみたいと思います。


原油は、2014/06/09の高値107.64ドルを天井に、直近安値の26.03ドルまで下降トレンドを作って価格を下げてきました。

そして、先週末の終値39.43ドルまで戻してきたところです。


下図は、WTI原油の週足チャートです。




上述の高値安値にフィボナッチリトレースメントをあてています。

面白いことに、2つの大きな戻り高値がちょうど41.4%、27.2%に位置していました。


これだけで直近安値が大底と判断するのは怖いので、もうひとつの切り口で見てみます。



下図は、WTI原油とドルインデックスを掛け算して算出された日足チャートです。



【差し替え前】


【差し替え後】


ドルインデックスと乗算することで、WTI原油そのものの価格(絶対価格に近しいもの?)が分かるかもしれないと思って、試算しています。

これによると、2015年に入ってからかなり下げ速度は鈍化しており、さらに2016年に入ってからはほとんど価格を下げることが出来ない状況になっているようです。

また年明け以降のチャートパターンが、反転サインのひとつであるソーサーボトムのように見えます。


ということで、今後の値動きは、目先2015/10/19の高値50.91ドルを試しに行くと予想しました。


それで、もう一度WTI原油の週足チャートに戻りますが、もし直近安値が大底だと仮定すると、反転形状を作るかもしれないので、イメージとして、逆三尊パターンをあてはめてみました。

青線は下降曲線を切りだして、左右反転してあてはめています。(あくまでイメージです)


ターゲットは2段階に分けて、48.23ドルを第1目標、59.84を第2目標にしています。

テクニカル的には、50ドル前後までありそうですが、少し控えた位置を目標値にしたほうがよさそうなので、48ドル台にしています。


トレードとしては、第1目標を達成したら深めの押し目が来るかもしれないので、すべてのポジションをクローズして、押し目を待って再度リスタートしていくイメージでしょうか。



概要はこんなところで、具体的なトレード計画はヘッジ取引を行いたいので、もう少し考えてみます。

何をヘッジ対象にすればいいんでしょうか?



#Forex #Trading

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