今回は、ドルカナダの取引を報告したいと思います。
前回記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/usdcad.html
前回の報告から一週間ほどが経過しましたが、その間に価格は、今週火曜日の1.31870を天井に、反落してしまいました。
トレードとしては、かなり失敗の部類に入ります。
具体的には、3つの失敗をしてしまいました。
下図は、その反落時のUSDCADの30分足チャートになります。
完全に上昇トレンド中の上昇ウェッジです。
ということは、反転パターンがセオリーだと思うので、チャートパターンを認識するとともに、下値支持線を割った段階で、大きめの押しを想定した行動を起こすべきでした。
今回の場合ですと、初弾の位置とほぼ同程度の押しが想定されていたため、一旦手仕舞いし、様子見することができたと思います。
利が乗っている状況だと、どうしてもこのリスク管理(手仕舞い判断)がおろそかになってしまいます…。(まだ行くでしょう、と思ってしまう)
実際には、上値を更新しながらトレンドが継続していたので、ラインを引くこともせずに、慢心してしまいました。
買いポジション構築中には、売り手目線でのチャート分析を行うようにしたほうがよさそうですね…。
もう一つ失敗したのは、この反落後の翌日にBOCの政策金利発表があったのですが、この指標の通過後に、一段レンジダウンしたところで、そこが底だと誤判断してしまい、厚めの買い玉を配置してしまったことです。
発表内容が据え置きだったので、事実売りは出たものの、そのまま全戻しのパターンとの思い込みが強すぎました。
押しを拾うのは良いと思うのですが、軽めに配置して、継続下降のシナリオも想定するべきでした。
最後の失敗として、昨日の最後のひと押しの局面で、損切撤退ではなく、売りヘッジを選択してしまったことです。
しかも、かなり大きなロットの売り玉を配置してしまいました。
じりじりと緩みなく下がっていく値動きに、とてつもない恐怖感が沸き、どうしようもなく狼狽してしまいました。
中期トレンド自体は継続中であることは判断できていたのですが、どこまでも落ちいくとの恐怖から、その短期下落局面で利益を得る(含み損を挽回する)ような戦略を選択してしまいました。
結果的にはそこが大底であり、V字反転で急反発…。
含み損を減らすどころか、逆にどんどんと膨らむ結果に…。
トレーダーとしての正しい行動が、口座状況に関わらずとれるようにしなげけれならないと、またもや反省です。
その後の短期上昇局面で部分利確をおこない、若干ですが利益を得ることができました。
さて、本日はこの後、イエレンFRB議長の講演が予定されているようです。
今週の半ばからは、市場全体のボラティリティも減少し、このイベント待ちのような状況でしょうか。
自分としては、ドルインデックスの日足の状態から、恐らくドル買いで反応するものと思っていますが、念のためポジションは半分程度まで整理しました。
他のドルストレート通貨(USDJPY買い、AUDUSD買い、NZDUSD買い)も同様に、半分程度まで整理済みです。
なんとなく、激しく上下振幅するイメージが沸いていますが…。
#Forex #Trading
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