オージードル、というかNZドルの続報です。
前回記事: http://snepforex.blogspot.jp/2016/03/audusd_9.html
NZ中銀の予想外の利下げが来ましたね。
テクニカル的には「上昇チャネルの下限を試しに行くのかなぁ」、程度に考えていましたが、まさか金利政策通過直後に達成してしまうとは…。
ちなみに、ここでのNZドルロングは危険だと思います。(スケベロング?)
というのも、ファンダメンタルズが書き変わってしまったので、これから市場がそれ(今後数回の利下げの可能性)を織り込んでいくことが考えられます。
また、過去の経験則からですが、重要指標で100pips以上変動した場合、しばらく(2~4日)は戻ってこない可能性が高いです。
また、場合にもよりますが、新しい中期トレンドが発生する(今後1~2カ月程度の方向性)ことも考えておきたいです。
では、今回の政策金利発表に向けて、事前に下振れ予想をしていましたが、なぜそう思ったのかをまとめておきます。
① 2/29の朝に、大きな下窓を開けてスタートしたこと。
特に明確な材料もなく、その後すぐに窓は埋められて、価格は上昇していきましたが、ずっと気になっていました。
「なにかマクロ系の巨大な売り玉が入ったのでは?」、と憶測していました。
ですので、「どこかで中期トレンド反転がくるかも?」というのが、今回の指標のタイミングに重なりそうだと思いました。
また、通常はNZDで窓が開けばAUDも窓が開きますが、今回の場合は「NZDだけ」と特殊だったのも大きな理由です。
② 時間足チャートがブロードニングフォーメーションを作りそうだったこと。
フォーメーション分析自体の説明は割愛しますが、5点目で方向転換しやすいです。
まぁ、後付け講釈の部類です、はい。
③ 直前で強く価格上昇していたこと。
大きく下げる為には上げたほうが良い。
これは、相場原理みたいなものですよね。
逆に大きく上げていたため、これ以上の上値の余地はあまりないのかなぁ、と思っていました。
ロングよりショートの方が、リスクが少なかったと言えそうです。
上記3点が主な理由ですが、どれも単独ではそれほど強い理由づけにはなりにくいのですけど、3つ集まると強いです。
3本の矢です。(笑)
AUDNZDも強くトレンドが出来始めてきたようです。
風は吹いている!?
#Forex #Trading
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