2015-01-11

積算騰落率 マーケット分析

先週は、原油安が主要因と思われる、リスクオフ(円売り)、リスクオン(円買い)が何度も切り替わる、ジェットコースターのような相場でした。

クロス円を中心に、方向感が掴みにくい銘柄が多かったように思われます。

そこで、主要銘柄の積算騰落率を算出し、振り返りをしてみたい。



図は、2015-01-02から2015-01-09までの騰落率、および積算騰落率の一覧表。

積算騰落率が20%を超える銘柄は、トレンドが強く、安定した値動きをしていたようである。

EURUSD、EURJPY、GBPUSD、GBPJPY、GBPAUD、USDCADといったところが該当する。

ただし、クロス円銘柄(EURJPY、GBPJPY)については、プライマリーサイクルとは逆行していたため、うまくトレンドを掴まないと、収益につなげにくい値動きだったかもしれない。

逆に、ドルストレート銘柄(EURUSD、GBPUSD、USDCAD)はプライマリーサイクルに順行していたため、騰落率も2%越えとなり、ポジションをしっかり握っていれば、かなりの収益が出ていたのではないか、と想像できる。


一方、積算騰落率が10%未満の銘柄(USDJPY、AUDUSD、AUDJPY、NZDUSD、GBPCHF、EURGBP、ZARJPY、HKDJPY)に関しては、方向感がなく、特にクロス円銘柄は、大きな振幅に振りまわされやすい状況だったかもしれない。


今週も、同様の流れが続きそうなので、プライマリーサイクルは意識しつつも、短期のトレンドに順張りでついていく方が、収益性が良いかもしれない。

また、思い切って、ドルストレート通貨にポートフォリオの重心を傾けるのも、ひとつの方針だろうか。

とにかく、短期目線の柔軟な切り替えが、ポイントになりそうだ。



また、今週の注目銘柄選定材料のひとつとして、今年度に入ってからの騰落率ランキング30種、積算騰落率ランキング30種を掲載しておく。






#Forex #Trading

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