2015-01-16

クロス円は下目線でよいか 雑記

本日15日、CHFクロス、JPYクロス、EURクロスの向こう3カ月の方向性が出た可能性があるかもしれない。


スイス中銀が、経済施策の舵取りを180度転換してしまった。

ユーロ圏の先行き不安から、ユーロ安に業を煮やしてしまったのか。

EURCHFの上限死守を撤回してしまった。

そして、それよりも深刻な政策金利マイナス0.75%への引き下げ。


今後CHFは、対他通貨で強含みに推移すると見ている。

そして、そのスイスから距離をおかれたEURは軟調継続。

また、リスク回避通貨としてJPYが押し出されることにより、CHFよりも値ごろ感が出てくるであろうJPYクロス通貨は、昨年末から続く軟調傾向が更に顕著化する可能性がでてきた。


一方、原油価格が一段落ち着くことが前提だが、資源国通貨(AUD、NZD、ZAR)は強含みで推移するであろう。

USDは、景況回復が観測され、利上げが期待されている。

継続してUSD強しの状況は変わらないだろう。


整理すると、

  CHF: ↑↑  EUR: ↓↓  JPY: ↑  USD; ↑↑

  AUD、NZD、ZAR: ↑  GBP: →  CAD: →


  ↑↑: USDCAD

  ↑ : CHFJPY、USDZAR

  ↓↓: EURCHF、EURJPY、EURUSD、EURAUD、EURNZD、
       EURZAR、GBPUSD
   
  ↓ : EURGBP、GBPJPY、GBPCHF、GBPAUD、GBPNZD、
      AUDUSD、NZDUSD、CADJPY


一番気がかりなのはUSDJPYだが、このところの揉み合い相場が下降基調で推移していることから、当面(新規材料が出てくるまで)は下目線で考えている。



#Forex #Trading

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