本日15日、CHFクロス、JPYクロス、EURクロスの向こう3カ月の方向性が出た可能性があるかもしれない。
スイス中銀が、経済施策の舵取りを180度転換してしまった。
ユーロ圏の先行き不安から、ユーロ安に業を煮やしてしまったのか。
EURCHFの上限死守を撤回してしまった。
そして、それよりも深刻な政策金利マイナス0.75%への引き下げ。
今後CHFは、対他通貨で強含みに推移すると見ている。
そして、そのスイスから距離をおかれたEURは軟調継続。
また、リスク回避通貨としてJPYが押し出されることにより、CHFよりも値ごろ感が出てくるであろうJPYクロス通貨は、昨年末から続く軟調傾向が更に顕著化する可能性がでてきた。
一方、原油価格が一段落ち着くことが前提だが、資源国通貨(AUD、NZD、ZAR)は強含みで推移するであろう。
USDは、景況回復が観測され、利上げが期待されている。
継続してUSD強しの状況は変わらないだろう。
整理すると、
CHF: ↑↑ EUR: ↓↓ JPY: ↑ USD; ↑↑
AUD、NZD、ZAR: ↑ GBP: → CAD: →
↑↑: USDCAD
↑ : CHFJPY、USDZAR
↓↓: EURCHF、EURJPY、EURUSD、EURAUD、EURNZD、
EURZAR、GBPUSD
↓ : EURGBP、GBPJPY、GBPCHF、GBPAUD、GBPNZD、
AUDUSD、NZDUSD、CADJPY
一番気がかりなのはUSDJPYだが、このところの揉み合い相場が下降基調で推移していることから、当面(新規材料が出てくるまで)は下目線で考えている。
#Forex #Trading
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