今回は、ドル円の今後の見通しを考察して、トレード戦略を立ててみたいと思います。
先週末にドル円相場の上目線の展望を考えていましたが、どうやらその様な値動きを見せ始めているようです。
ただイメージよりは、若干上昇ペースが速いかなぁ、といった印象です。
関連記事: https://snepforex.blogspot.jp/2016/05/usdjpy.html
下図は、USDJPYの日足チャートです。
現在は、下降トレンドチャネルラインの上限域でやや反応しているような状況だと思います。
このチャネルは、平行よりはやや広がった形状で、拡大三角保ち合いとも見れそうです。
となると、すでに⑤まで試しているので、今回は保ち合い放れの可能性がかなり高くなっていると思っています。
仮に今回ブレイクアウトしたと仮定した場合に、その後の値幅を概算してみました。
保ち合いに入る入力波のモーメントをABとすると、値幅は10円7銭程になります。
これを、最安値C点から単純に加算してみると、ターゲットは116.269となります。
チャートポイント的には、2016-01-20の安値 115.970近辺に該当しそうです。
また、次回FOMCの日程とC点からのトレンドラインを考慮してD点を目算すると、おおよそD点が浮かび上がってきました。
上記仮説は、C点(105.549)から現在までのトレンドがFOMCまで継続していく(ブレイク含む)ことを必要としているので、かなりハードルは高いですが、シナリオとしては十分に考えられるかなぁ、と思っています。
FOMC議事公開以降のドル高の地合いや、参院選挙に向けた市場の思惑も、追い風になりそうですよね。
週明け以降のチャネルライン付近の攻防と、ブレイクの如何を観察しながら、中期トレード計画を策定していく予定です。
逆に、ここで切り返してしまうようだと、それはチャネル継続を意味するので、C点を割って安値更新の流れが来る可能性があり、その意味でも非常に大事な局面にいるのだと思います。
現在進行中のトレードに関しては、金曜日深夜の急落に対応できていないのですが、ある程度建玉を整理していたので、含み損益はほぼフラットの状態です。
後者の反転下降のシナリオがはっきりしたら、迅速に手仕舞う必要がありますね。
下図中の109.55のオレンジラインを割れるかどうかで判断する予定です。
#Forex #Trading
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